おしゃれを楽しむ生活に欠かせない服。その大好きなはずの服が管理できず、片付けが面倒になってしまったり、多すぎてどこから手を付けたらいいのか分からない!子育てや仕事が忙しくて時間がない!
そうお悩みの方もいらしゃるのではないでしょうか。過去の私がまさにそうでした。そんな私でも服の片付けを進め、管理しやすい空間を作ることができたんです!
そこで、現在進行形で片付けを進めている実体験をもとに、服の片付け方と収納のコツ、さらに服の適正量や捨てられない時の対処法についてまとめていきます。
おしゃれが好きな女性のみなさん!ぜひ一緒にクローゼットやタンス、押し入れを見直していきましょう♪
服の片付け方
それではさっそく、服の片付けを10年以上続けてきた子育て世代の私が実際に行った、特におススメの服の片付け方を順にご紹介していきたいと思います。
どんなクローゼットにしたいか具体化する
手始めにどんなクローゼット(もちろん押し入れでも!)にしたいか、どこに何をしまいたいかイメージを具体化してみましょう。要・不要の判断がしやすくなり、手放しやすくなりますよ♪
例)
▶上段……使用頻度の少ない軽いモノ(バッグや思い出の品など)
▶中段……使用頻度の高いモノ(よく着るお気に入りの服など)
▶下段……使用頻度の少ない重さのあるモノ(季節物のニットなど)
と、こんな感じで空間ごとにクローゼットに置いておきたい物を文字で書き出したり、イラストを描いてみたり、みなさんの理想の空間をイメージしてみてください♪
また、PinterstやInstagramなど、みなさんにとってなじみのあるアプリで理想のクローゼットを検索するのもおススメです!
理想のクローゼットを見つけると、お気に入りの服やテンションの上がる服でクローゼットが満たされ、おのずと不要な物を手放しやすくなりますよ。
好きな服、着心地が良いお気に入りの服でクローゼットを満たしてみてください♪
カテゴリ別にすべて出す
それでは次の段階、ご自身のお手持ちの服すべてをかき集めてカテゴリ別に出してみましょう!
例)
▶トップス(Tシャツ・ブラウスなど)
▶ボトムス(スカート・パンツ)
▶ワンピース
▶ジャケット・カーディガン
▶コート
▶部屋着
ここで大切なのが、どれだけ持っているかを把握することです。
一カ所に集約することで管理が行き届きやすくなり、これまで存在を忘れてしまっていた服や、よく身に着けるほど気に入っている服など、現在のライフステージに合ったスタイルがはっきりと見えてきます。
服が好き、おしゃれが好きな方が持つ服の平均枚数はおよそ150着。適正量は100着程度とされていますが、家族と暮らしていて子供の服も管理しなければいけない子育て世帯の方にとっては、なかなかの枚数ですよね。
5分・20分・1時間・気付けば2時間…一気に手を付けようとせず、集中できる時間を決めてコツコツ進めてみてくださいね♪
服の管理・片付けを楽にするためにも、次項で不要な服を手放していきましょう!
服を手放す基準
ここから片付けの必須事項、要・不要の判断を行っていきます。服を手放す基準は以下の項目を参考にしてみてくださいね!
▶取り出しにくくなっていませんか?
(後述しますが、みなさんのクローゼットの適正量を測る方法があります。)
▶シミや毛玉はできていませんか?
▶サイズは合っていますか?
▶着心地は良いですか?
▶着回しやすいですか?
私の場合は年齢を重ねるごとに似合う服が変わってきたことがきっかけで、服を一掃したこともありました。
着心地が悪くなった(重い・チクチクする)と感じてきた物や、どうしても着る気分になれない物、使用頻度が低くなってきた物は手放す基準にしています。
もちろん、使用頻度が少なくても思い入れのある大切な服については手放す必要はない、と私は思います。
とはいえ、手放すことを躊躇してしまう服(いわゆる保留に分類されるモノ)を5年後、さらに10年後…キレイな状態で管理し続けることができるか、この点は服が好きだからこそ考える余地があるのではないでしょうか。
子供に手がかからなくなってきたり、転職して生活スタイルが変化したり、服の好みが変わったりと、みなさんのライフステージが変化するたびにクローゼットもアップデートできるといいですよね♪
私も今ではおしゃれを楽しむ余裕ができてきたので、服が増えてきたと感じたら定期的に見直すことを心がけています。
この項目を飛ばしてしまうと、元の散らかった状態に戻ってしまうので注意してくださいね!
収納する
収納するクローゼットの形状も様々なので一概には言えませんが、ハンガーにかける収納にする、もしくはたたんで収納するなど、ご自身が片付けやすい!と感じる方法が最も片付けが続く秘訣です。
具体化した収納を実際にしみたものの面倒と感じた時や散らかってきたと感じた時は、その収納方法が合っていない、ということになります。
収納する時は、取り出しやすく片付けやすいゆとりを持たせた8割収納を意識してみてください♪
そして、おすすめしたいのがカテゴリ別に収納し、チェストなどにしまい込む時は必ずラベリングすることです。
これはクローゼットの片付けに限らずすべてのエリアに共通していて、住所を決めることで得られる以下のメリットを実感できますよ!
▶探し物をする時間が減る
▶ダブり買いが減る
▶片付ける時間が減る
ちなみに、私は服のほとんどをハンガーにかけて収納していて、洗濯後のたたむ手間を省いて片付ける時間を短縮させています。そもそもすべての衣類をたたむことが苦痛だったからです。
また、クローゼットや押し入れの扉を開ける行為すら面倒と感じ、服に限りオープン収納にしています。
ここまで面倒くさがりの私でも片付けがはかどったことを考えると…これから片付けを始めたいと決心しているみなさんなら、きっと大丈夫!!!
ちょっとした手間をひとつでもなくすことで、片付けがずっと楽になりますよ♪
服を収納するコツと適正量
せっかくキレイにしたはずなのに、また服があふれてきた…と感じたことはありませんか?
収納は整理を終えた後にすることが前提です!ここで私も実践している収納のコツをお伝えしていきます。
8割収納
まずは取り出しやすい、片付けやすい仕組み作りが重要なポイントで、それが先述した8割収納!!
ぎゅうぎゅうに詰め込んだクローゼットやチェスト(タンス)は、着たい服を探すにも時間がかかってしまったり、シワになりやすい、さらに片付けにくいというデメリットが…
かける収納をする時はハンガーを統一してかさばらないようにする、たたんで収納する時は重ねないよう立てて取り出しやすくするなど工夫するのはもちろん、どちらにも8割収納が有効です。
服やモノがあふれてきた時は手放すチャンスです♪
定位置を決めてラベリングする
片付けを続けるうえで有効なのが、やはり定位置(住所)を決めることです。色別でグラデーションに分けられたクローゼットは見た目にもキレイですが、それは物の定位置が決まっているからこそ!
片付けに苦手意識を持っている場合、まずは定位置を決めてカテゴリ別に収納する。この点が非常に重要です。そして、チェストなどにしまい込む場合は必ずラベリングしてくださいね♪
ご自身で定位置を決めたから大丈夫!と思いがちですが、疲れてしまっている時など無意識のうちにいつも通りの片付けができなくなってしまうこともあります。
片付けを楽に続けていきたい!時間をかけたくない!そんな方に定位置決めとラベリングは必要不可欠です♪
服の適正量
続いて、服の適正量を測る方法を解説していきます。管理できる服の適正量は100着と先述しましたが、そもそも適正量はご自身で決めることが重要なんです!
仮に片付け前に300着の服を持っている方が、まず半分まで減らそうと決めて要・不要を判断していく。とても労力のいる作業ですよね。ましてや服が好きという前提なので、なおさらです。
そこで、みなさんのクローゼットには何着かけられるのか、その目安となる最大の枚数を計算してみましょう!
バーの長さ÷3㎝
一般的な備え付けのクローゼットは幅が90㎝もしくは180㎝で設計されていることが多いので、以下のような計算になりますね。
▶90㎝=最大30着(8割収納で24着)
▶180㎝=最大90着(8割収納で72着)
この枚数を目安に、お手持ちのチェストやハンガーラックを併用して、現在の生活スタイルや部屋の間取りに合わせた空間作りを楽しんでください♪
私の場合はハンガーラックを2個使っていて、幅が85㎝ほど。約28着が最大枚数ですが、数えたところ30着ずつ服をかけていました…8割(22~23着)を目指してさらに減らします!
服を捨てられない時の対処法
これまで服の要・不要の判断をしている時、「高かったから」「まだ使えるから」などの理由で手放せないこともあったのではないでしょうか?そのお気持ちよ~く分かります!
あきらかにもう着ない、思い入れが薄い服については置いておきたくないのですぐに手放せるのですが、買ったばかりなのに似合わなかった服(タグ付き)や、気に入っていたのに今シーズン着なかった服は判断に迷ってしまうことがあります。
しかし、私が判断に迷った服をどのように手放してきたか、その対処法をお伝えしていきますね!みなさんの後押しにつながれば幸いです。
1 | 保留した服・フリマアプリで売る服は期限を決めておく
2 | 期限が過ぎたら買取サービスを利用する(0円でないだけ良しとする)
3 | アパレルショップの店頭に設置してある回収ボックスへ
フリマアプリは買取サービスよりも高額で引き取ってもらえる点が魅力ですよね!
とはいえ、売れる服はすぐに売れるのが事実。1か月~2か月経っても売れない服が居座り続けることに違和感を覚え始め、梱包作業すら面倒になっていたんです…
気付けば手間ヒマをかけずにすぐ手放せるネットの買取サービスに移行していました。店頭に持ち込むよりとにかく楽に手放せるこの方法も検討してみてください♪
最近ではユニクロなど服の回収ボックスを設置しているアパレルショップもよく見かけますよね。ただ捨てるのはちょっと…と思う方におススメです♪
ご自身の収納スペースをお気に入りの服・着回しやすい服で満たしつつ、なおかつスッキリ整うと、この先の片付けも加速していきますよ!!
そして、最後にお伝えしたいのは、使っていないことがもったいないということです。必要としている人に使ってもらう、これが服やモノにとっての意義だと私は思います。
手放した先には心地良い空間と、それ以上に素敵な服と出会えますよ!
まとめ
ちなみに私の所有物で特に多いのがまさに服!!!タオルや寝具、キッチン用品は最低限ですが、好きな物は管理できる量であれば持っていても問題ないと実感しています。これは片付けを繰り返してきた感想です。
また、保留服は時間が経つと元カレを忘れるように潔く手放せることがほとんどで、いつか着ようと思っていても…そのいつかはとうとう来ませんでした。ここが捨て時です!!
この記事を書きながら、迷いがあった服を手放す決心がついたのも事実です。片付けを始めようとしている方、私も片付け続けていくので、一緒に進めていきましょう♪
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